本格的なニットパーカーをイメージして細部にまでこだわりぬいたディティーを落としこみました。
高さを出したフーディカラー今年の顔です。襟端から立ち上がり首元から繋がりを持たせたフードデザインが後ろに抜けず立ち上がりが良いこだわりの仕様です。
フードにも減らし目を入れて膨らみを抑えたきれいなフーディラインが完成しました。
アーム部分は肩傾斜をなだらかに見せほどよいゆとり感が贅沢な雰囲気に。ゆとりをもたせて贅沢でリラックス感あるシルエットで完成しました。
ダレ感が出やすいフード端、袖、裾、に1×1のリブを使用。度詰とストレッチ糸をプレーティングをしてテンションをしっかり持たせています。
端に強度を持たせ着崩れしない印象に繋げました。
袖リブとフード紐にはラメ糸を使用しています。
上品な見え方に繋げられるようカシミヤ糸と一緒に撚糸をして編立たこだわりの仕様です。
贅沢な素材使いでフードに通しているヒモも袋編みをした編地で仕立てています。長さをたっぷりと持たせ結んだり垂らしたりしてアレンジを加えられかわいらしく仕上がります。
前立てファスナー裏も噛みにくいように袋と総針のニットテープをそれぞれに編立ております。
肩傾斜のラインを前肩にすることですっきり見えに仕上がりました。
すっきり見えときちんと感を両立させたゲージを使い分けていま。フロントは細かい目立てですっきりと映る12ゲージ。
フード、袖、後ろ身頃は7ゲージで編立たミドルゲージ。しっかりとした肉感でつつまれる感覚を打ち出しました。
着ぶくれ感がでにくくすっきりとした着用感で楽しめる12ゲージの1本取りで仕上げました。
26番手の双糸を使用しています。ウェイトを抑え価格に反映ではなく単糸を2本撚り合わせ強度を増した糸使いです。
目ずらだけでなく風合いも良くなり、安定感ある編地の風合いからシルエットが綺麗に見える仕上がりにつなげました。
カシミヤニットの良さは原料70%つくり30%で決まるというこだわりのもと、世界のトップブランドも絶大な信頼を寄せる内モンゴル産のカシミヤを100%使用。
冬はマイナス20度にもなり寒暖差が60度近くにもなる環境が世界のトップブランドが指名をして手配する品質を生み出します。
古くから遊牧地として恵まれた環境で育ったカシミヤヤギの原料を、牧場段階から良質な素材を確保し世界のトップブランドと肩を並べる品質で手配しています。
寒い冬を乗り越え毎年4-6月にそのシーズンに取れた新毛のみを使用。大型のすきぐしを使用し内側のうぶ毛を丁寧でくしで梳いていきます。
原毛採取でわずか150-250gの原料、整毛後は80グラム前後しか残らず、希少性と素材としての価値を揺るぎないものにしています。
採取された原材料は全てトップ染めといわれる綿での染色をしていいます。
繊維の損傷を抑え良質なコンディションを保ちます上質な風合いに繋げています。
またトップ染めならではの色のニュアンスにも注目です。
濃淡で染め分けた綿で紡績することで、単調にならないニュアンスが加わります。
奥行あり繊細な表情を持たせることで品各や洗練された装いにつながると考えています。
軽さ、膨らみがある紡毛を染色から紡績まで一貫して丁寧に行いふくらみ感を持たせつつ着ぶくれしないすっきりしたバランスの良い編地に仕上げています。
ふっくらみとチクチク感がすくない風合いに何度も仕上げのテストを行いお作りした編地で、秀逸なやわらかさに仕上がりました。
原料採取から紡績、編立まで一貫した生産でお作りしています。目が行き届きく環境下で品質管理を適正に行いながらお作りしています。
カシミヤならではの風合いを確かなものにするため、縮絨を大切なポイントにしています。
編み上がったニットを大型な縮絨機に入れて余分な油や汚れを洗浄。
同時に特殊な加工を施し糸1本糸1本をの緊張を芯からゆっくりとほぐします。糸が心が開いたようにかのようにふっくらと膨らみ、空気を含むことでえも言えぬ独特のふんわり感が生まれます。
その時の素材状況や気候に合わせ湿度や時間の調整を職人の経験と知識、技術を取り入れながら加工をしております。